ルイヴィトンマルチカラーブロンブランドの旗艦店 ルイヴィトン ダミエ 新作,ルイヴィトンマルチカラーブロン着払い_ルイヴィトンマルチカラーブロン価格/写真/評価/どう/いくら


2015-01-24 12:18    ルイヴィトンマルチカラーブロン
 シアトル滞在三日目——  軽部の運転する車で、希美たちがセーフコ球場の前に到着したのは、試合開始三十分前の午後六時半だった。もちろん、この時間では空は青空、太陽もぎらぎらと輝いている。例によって軽部と希美はサングラスをかけていたが、きょうも理奈はサングラスをしていない。  車をどこに停めてよいのか三人ともわからなかったが、英語が流暢《りゆうちよう》な軽部は、運転席の窓を下ろして街を歩く人間に気軽に声をかけ、そして球場の向かい側にあるイタリアンレストランの前あたりが、時間貸しの駐車スペースになっていることを教えられて、そこへ車を停めた。 「さてと」  車をロックして外に出た軽部は、黒いサングラスに初夏の太陽を煌《きら》めかせて希美に向かって言った。 「いよいよ世紀の対決というわけだ」 「ひとつお願いがあるの」  希美が軽部を見つめ返して言った。  おたがいに濃いサングラスのために目の表情が読みとれない。それがいまの自分にとっては好都合だと、希美は思っていた。シアトルにきてからというもの、徐々に軽部勉という男に対する幻滅が募りはじめていることが、目つきからバレてしまいたくなかった。 「乱暴だけはやめてね」 「乱暴?」 「そうよ。殴り合いとかつかみ合いをするような真似はしないで」 「………」  軽部の黒いレンズが、希美の黒いレンズをじっと見つめた。  そして、たっぷり間を取ってから、軽部は言った。 「自分が蒔《ま》いた種のくせに、そんな要求ができた義理かよ」 「私が蒔いた種?」